基本的な栄養バランスのとれた離乳食メニュー
初期・中期は栄養の大部分を母乳・ミルクからとります。離乳食の目的も栄養バランスより、食べ物の昧に慣れ、上手に飲み込めるように練習することです。まずは、食材そのものの昧を覚えたり、食べることを楽しめるようにしましょう。
3回食になる後期以降はほとんどの栄養を離乳食からとるようになるため、栄養バランスが大切になってきます。ただし、使える食材や調理法が増えるので、難しく考えなくても大丈夫。栄養バランスさえ整っていれば、品数は少なくてもOK。取り分け離乳食を活用するとよいでしょう。
栄養バランスの考え方は大人の食事と同じ。体を動かすエネルギーとなる糖質、血や肉となり体の成長を促すタンパク質、体の調子を整えるビタミン・ミネラルの3つの栄養素が基本となります。これらの栄養素を含む食材をー回の離乳食の中に取り入れていきましょう。
糖質は、ごはんやパン、めん類といった主食になる食材に多く含まれています。タンパク質は、魚や肉、豆腐、卵、乳製品などに含まれ、生葉となる食材です。ビタミン・ミネラルは主に野菜や果物に多く含まれています。
主食十主葉(タンパク質のおかず)十副葉(野菜のおかず)にするだけで、自然に栄養バランスがよくなります。とくに野菜は多めに取り入れるように心がけて。
毎日の食事では栄養バランスも大切ですが、気をつけたいこともあります。消化機能が未熟な赤ちゃんは、タンパク質を消化することが苦手。そのため、多量に与えると下痢などを起こしやすいのです。タンパク質の与え方には十分注意が必要です。
赤ちゃんは生まれながらに鉄分を持っていますが、6ヵ月以降はどんどん減っていきます。とくに後期以降は鉄分不足になり、貧血になりがちに。レバーや赤身の肉、ひじき、小松菜、きな粉など鉄分を多く含む食品を取り人れましょう。また、成長とともにカルシウムも不足しがちになります。鉄分とカルシウムを上手にとれる和食の献立を心がけましょう。